てぃか君の七転び八起き人生ブログ

50代女子の人生ブログ 飼い猫ちゃん・退職・再婚・脳腫瘍

脳腫瘍だと伝えた 下の子の時

 こんにちは。

てぃか君です。

 

昨日、上の子に脳腫瘍だと伝えた時の事を

思い出しながらブログ書かせて頂きました。

 

今日は、下の子に伝えた時のことを

思いだして書きます。

 

下の子は、男の子です。

男の子といっても、5月で23歳になりました。

 

小さい頃はマザコンだと周りの人間が

すぐにわかるような男の子です。

2歳からお父さんはいませんでした。

私とお姉ちゃんの三人暮らしで、育った子です。

 

私は二人を養うために、収入の良い仕事を選んでいたので

いわゆる過酷な労働をしていました。

普通の(?)事務職の社員ですが、朝から晩まで仕事していました。

 

自分の子育てルールは、食事はきちんと手作りで!!だったので

遅くに帰ってもご飯は必ず作りました。

どんなに遅くなっても、

お腹をすかせて待っていました。

下の子は高校生だった時も、そんな感じです。(笑)

 

お姉ちゃんが4月8日に結婚しました。

私も5月5日に入籍をしました。

私の中の心配は、

家族がばらばらになってしまったイメージです。

下の子だけが、ひとりぼっちになってしまった

ような心配です。

お姉ちゃんには、ずっと

その心配を相談していました。

「大丈夫だよ。○○(下の子の名前)は。」と

何度も励まされていた矢先です。

 

なので、下の子に脳腫瘍だと伝える事も

色々悩み考えました。

 

現在、私とは離れて暮らしていますが

お姉ちゃんと下の子は同じマンションに

住んでいます。

 

お姉ちゃんにlineをして、お姉ちゃんの部屋に

下の子がくることがあるようなら

お母さんに電話するように伝えてほしいと

お願いしました。

(お姉ちゃんにも無理のないタイミングで)

 

6月6日。

お姉ちゃんに伝えた5日後です。

21:43に下の子から電話がありました。

 

21:49にかけなおしました。

 

ゆっくりと慎重に話をすすめて。

「脳腫瘍なの。」と伝えた時。

「は?何?」

と言いました。

「脳腫瘍。」というと、

「は?」

「なに?」

「脳腫瘍。」と、少し大きめの声で伝えると

「え?ねえちゃんは、そのこと知ってるの?」

とそばにいるお姉ちゃんに確認するように

私に聞きました。

「うん。伝えたよ。」と言うと。

「そうか。早期発見でよかった。

俺的には、とっちゃったほうがいいのかなとか

思うけど。

手術をするデメリットとメリットを考えてみたら

いいのかな。」

「デメリットって?」と聞くと、

「手術代とかね。」

「そうか。そんな心配してくれるんだ。

ありがとう。」

と言いました。

電話の向こうには、お姉ちゃんもいて。

「私たちの考えもあるけど、お母さんと〇〇〇ちゃん

(大切な人のあだ名)の人生だから。

二人で決めた事なら、私たちはそれでいいと

思っているよ。」

 

下の子、大人になりました。

男の子でした。

 

しかし、電話の途中で

お姉ちゃんが下の子に

「やだ。泣いてんの?

こっちまで、涙でちゃうじゃん!!」

「泣いてないよ。」

「だって、目が真っ赤だし・・・。」

なんて、話していました。

 

その後、二人には家族lineで

Uruの「あなたがいることで」

を送りつつ

 

上の子・下の子の名前を入れて

二人がいてくれたから

生きてこれた

 

この先も

もう少し

一緒にいられるように

頑張るね。

 

心配ばかりかけて

ごめんね。

 

と送りました。

 

下の子が何度も聞き返した

その気持ちを想うと

切なくなります。

 

 

 

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